辛口批評で売り上げ好調の女性月刊雑誌「LDK」。名前の通りリビング、ダイニング、キッチンに関する日常品を紹介する雑誌ですが、その発行部数は年間およそ20万部で、non-noやan・anといった老舗をおさえてトップ。(2018年10月〜2019年9月)
「どれを買っていいのか分からない」を解決し、確かめたくてもできないことを読者に代わってテスト。広告が一切入っていないのでスポンサーに忖度する必要もなく、雑誌としての信用度もアップ。ベストバイのロゴはステータスにもなっています。
1月25日放送のTBS系テレビ番組「サタデープラス」で雑誌「LDK」を作り上げる過程を一部紹介。中でも印象的だったのは一冊の雑誌を作るために購入する商品は金額にして200万円ほどになるとのこと。
この日の番組の中で、購入した大量の半調理品を二人の料理研究家が細かく検証。「酸化防止剤の味が目立つね」とか「タケノコ入りとうたっているのに一切れしか入ってないよ」などのコメントを編集者たちがそのままメモして記事にしていく過程の一端が垣間見られました。
LDK編集長が驚いたベストバイ食品
コーナーの最後でLDK編集長が驚いたというベストバイ商品を最後に紹介していました。
第3位
食べるオリーブオイル(小田原屋)
フライドガーリックやフライドオニオンが入るサクサクの食感が特徴のオリーブオイル。食べるラー油などと同様ごはんにかけていただくのはもちろんですが、茹でたパスタにあえてペペロンチーノ風にして食べるのが編集長のおすすめ。炒めると更に香ばしさが増すといいます。
第2位
伝統の二八そば(山本かじ)
創業86年の老舗メーカーがこだわった国産そば粉の乾麺。食感、風味が生麺のようで、そば好きは絶対食べた方がよいとのこと。
第1位
ブラックトリュフエクストラバージンオリーブオイル
黒トリュフをつけ込んだオリーブオイル。トリュフオイルは高いのが当たり前ですが、料理に気兼ねすることなく使える値段に設定。サラダにかけるのはもちろんですが、編集長一番のおすすめは卵かけ御飯。卵かけ御飯に塩、ゴマをまぶしトリュフオイルをかけると一気に洋風に変化、これまで食べてきた物とは別物になるといいます。
最後に
女性誌のカテゴリーであるLDKですが、家電品などの特集は男性が読んでもいいのではないかと思いました。
商品購入に200万円も使うということで、月刊誌単体ではあまり利益は出ていないようですが、その分ムック本や電子書籍に力を入れているとのこと。
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