日本三大桜のこと調べました。きっかけは前回の記事↓

日本三大桜とは
- 三春滝桜
- 山高神代桜
- 薄墨桜
三つの桜に共通している点は樹齢が1000年を超えていること、巨木で1922年(大正11年)10月12日に国の天然記念物に指定されたこと。
以下、それぞれの桜について概略を記しておきます。
三春滝桜(みはるたきざくら)
樹齢推定1000年超のベニシダレザクラ(紅枝垂桜)。三春の滝桜、また単に滝桜とも呼ばれます。
樹高12m、根回り11m、幹周り9.5m、枝張り東西22m・南北18m。
例年ですと全国から30万人の観光客が訪れるそうですが・・・
名前の由来
三春町の滝地区に所在することと
四方に伸びた太い枝に、真紅の小さな花を無数に咲かせ、その様がまさに水が滝のように流れ落ちるように見えることから
皇居正殿の杉戸絵の一つ「桜」は、三春滝桜がモチーフと言われています。
【所在地】
福島県田村郡三春町大字滝字桜久保
日本、〒963-7714 福島県田村郡三春町大字滝桜久保115
夜のライトアップでは昼間とはまた違った妖艶な姿を見ることができるそうですが、今年は新型コロナウイルスの影響で中止とのこと。動画を掲載しました。こちらでお楽しみください。
山高神代桜(やまたかじんだいざくら)
推定樹齢1,800年とも2,000年とも言われるエドヒガンザクラ。
天然記念物としての名称は「山高神代ザクラ」。
樹高10.3m、根元・幹周り11.8mもあり、日本で最古・最大級といわれる巨木です。
別名は「妙法桜」。
名前の由来
伝説では、神話の武将ヤマトタケルノミコトが東征の折に植えたと言われるのが由来
13世紀頃日蓮聖人がこの木の衰えを見て回復を祈ったところ再生したことが別名の由来
桜と同じ頃におよそ8万本のラッパ水仙も咲き、足元の黄色と頭上の薄紅色のコントラストがとてもきれいだそう。宇宙に旅立ち、地球に戻った神代桜の宇宙桜も公開されています。
【所在地】
北杜市武川町山高2763
実相寺境内(1375(永和元)年に創建された日蓮宗の寺)
日本、〒408-0306 山梨県北杜市武川町山高2763
淡墨桜(うすずみざくら)
樹齢1500年以上のエドヒガンザクラの古木。継体天皇お手植えという伝承があります。
樹高16.3m、幹囲目通り9.91m、枝張りは東西26.90m、南北20.20m。
名前の由来
淡墨桜は蕾のときは薄いピンク、満開に至っては白色、散りぎわには特異の淡い墨色になり、散りぎわの花びらの色にちなんでいます。
1シーズンでさまざまな色の花びらを鑑賞できるのは非常に珍しいことだそう。
淡墨公園内には淡墨桜の資料を展示するさくら資料館が、近くに財団法人NEO桜交流ランドが管理運営のうすずみ温泉と宿泊施設四季彩館がある。
四季彩館はこんなお宿
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【所在地】
岐阜県本巣市根尾板所字上段995
根尾谷・淡墨公園
日本、〒501-1524 岐阜県本巣市根尾板所上段995
三大桜 動画
三大桜を一気に見ることができる動画を見つけました。外出自粛の折り、こちらの動画で花見はいかがでしょうか?
お花見VRでは三大桜をVRで楽しむことができます。外出できずに暇を持て余したら合わせてご覧下さい。↓

コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 先日日本三大桜について記事(というか備忘録)を書きました。その時に三大桜とは別に「日本三大桜の名所」があることを知り、こちらも備忘録としてメモしておきたいと思います。 […]