新型コロナウイルス感染拡大防止のため、アルコール消毒液は品薄状態が続いています。さらに除菌する作業自体もメッチャ大変。
その負担を思い切り軽減してくれる画期的な消毒法について5月18日のあさチャン!が・・・。
コロンビア大学放射線研究センターの研究によると
遠紫外線C波を照射することで、ものの表面に付着したりや空気中に漂う新型コロナウイルスを、たったの数分で不活化する
ことがわかったそうです。
紫外線について
遠紫外線C波の前に紫外線について簡単に・・・。
紫外線は太陽光に含まれて、日焼けの原因になることはほとんどの方がご存じだと思います。
その紫外線は光の波長によって、紫外線A波、紫外線B波、紫外線C波に分けられます。
紫外線A波、紫外線B波はオゾン層を通り抜けて地上まで届き、これが日焼けなどの原因になります。ただ、紫外線C波はオゾン層に吸収されて地上に届くことはありません。
紫外線C波を使った消毒
太陽光に含まれる紫外線C波は地上に届きませんが、人工的に創り出した紫外線C波は、以外と身近なところですでに活用されています。
理髪店などにおいてあるはさみやクシを消毒する機械ですね。これに使われているのが紫外線C波。
殺菌や除菌、ウイルスの不活化に効果がありますが、実は新型コロナウイルスにも効果があることがわかっているそうです。
紫外線C波の致命的なデメリット
紫外線C波を使った消毒は世界中で見られます。
香港国際空港のトイレ消毒ロボット、アルゼンチンでバスの車内を消毒するロボット、各国の主要空港の機内消毒するロボットなどなど・・・
日本でもマスクやスマホを消毒するためのボックスはよく見かけます。
ただ紫外線C波には一つ大きな問題点があります。
肌に炎症、皮膚癌、目の疾患の危険性があるので、人に直接照射することはできません。
遠紫外線C波
ここで注目されるのが紫外線C波よりもさらに波長が短い遠紫外線C波。
コロンビア大学放射線研究センターの研究で222ナノメートルの波長の紫外線は、人の皮膚や目の表面を貫通できず無害ですが、新型コロナウイルスは数分以内に不活化することがわかりました。
遠紫外線C波で消毒のやり方が大きく変わる?
コロンビア大学放射線研究センターのデビッド・ブレナー所長によると
遠紫外線C波は状況を一変させるゲームチェンジャーになる
といいます。実用化された場合は、たとえば
- 施設の入口に設置した消毒装置で服を着たまま体全体を消毒
- 病院内に設置することにより感染拡大防止をすることができる
- 空港や駅、電車内など3密状態のところに設置
など、さまざまなところで活躍しそうです。
コロンビア大学の研究を受けて、遠紫外線C波の実用化をめざす「ウシオ」のHPに載るイメージ図がわかりやすかったです。
https://clean.ushio.com/ja/care222/さいごに
もっと身近なところでは、今スーパーなどで店員さんが行っているカートやカゴのアルコール消毒、入店時に行う手のアルコール消毒などいらなくなるかもしれません。
いまのところ、紫外線に弱い人への配慮など課題はあるそうですが、早く実用化されることを期待したいです。

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