新型コロナ感染が拡大していることから、風通しの悪い空間を作らないようにという厚労省の発表がありました。
3月6日のあさチャン!では正しい換気の方法について、前回、前々回同様昨日同様、国際医療福祉大学主任教授で日本環境感染学会副理事長の松本哲哉先生からアドバイスをいただきました。
換気についての疑問

Q効果的な換気のやり方を教えてください。
また時間はどれくらいおこなえばいいですか?

入口と出口2カ所を開けましょう。空ける時間は1回につき5〜10分くらいですね。
基本は空気を入れ換え=「外の空気を入れて中の空気出す」ことなので、空気の流れを作るため、2カ所開けるのがベターです。
花粉の季節
今の季節、花粉が気になって窓を開けられないという方もいるかと思います。
その場合、窓を10cmほど開けてレースのカーテンをすることで、花粉が入ってくるのをある程度防いでくれることができます。
また、夜10時から早朝6時頃までは花粉の飛散量が少ないので、その時間で換気するのもありでしょう。花粉対策がメインの換気ならば、深夜行うのがベストです。
花粉症対策用の空気清浄機として、王様のブランチで紹介されたのが下のモデル。360度全方向から吸引した空気を真上に送風するので、置き場所を選ばないモデルです。

換気は1日に何回くらい行えばいいですか?

人がたくさん集まる場合には1時間に1回くらいは行った方がよいでしょう。

Qエアコンでも換気はできますか?

エアコンだけでは基本的にNG
外の空気を取り込めればよいですが循環させるだけなら意味がありません。

Q(親が留守の時)小さな子供に換気を任せるのは難しいのですがどうすればいいのでしょう?

部屋の空気を外に出すという意味で、換気扇を回すだけでも一定の効果があります。

Q換気する上でオススメできないことはありますか?

今の季節は部屋の中が乾燥してしまうので、長時間窓を開けるのは避けましょう。
部屋の湿度は40%〜60%の間で一定の湿度を保つ様にしましょう。

Q窓が開かないオフィスが増えています。空気清浄機の効果はありますか?

空気清浄機の性能にもよるが、それだけで大丈夫とは言い切れません。
王様のブランチで紹介された空気清浄機をもうひとつ紹介します。
航空機のジェットエンジンに使われる技術を応用し、よりパワフルな風量での空気清浄を可能にしたモデルです。
コメント