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国産バナナ ジュース

バナナジュース

ポスト タピオカ 最有力はバナナジュース?

東京都内でバナナジュース専門の店が増えているそうです。バナナは日本人が一番食べる果物として15年連続1位なんですね。もともと人気のあるバナナがなぜ今ジュースになってブームなんでしょう?

  • ヘルシーなのに栄養価が高い
  • カラフルでインスタ映え
  • 国産バナナの普及

ジュース専門店だけでなく、バナナを使ったスウィーツ専門の店もあるそうで・・・。

ヘルシーだけど栄養価が高い

バナナにはむくみ解消によいとされるカリウムや便秘対策によいとされる食物繊維をたくさん含んでいるほか、消化が早いブドウ糖や果糖、ゆっくり消化する蔗糖が含まれているので素早くパワーになり、それが長時間持続します。スポーツ選手が運動前に食べる果物として昔から重宝されてきました。

1本あたりのカロリーは86キロカロリー。ごはん一杯が252キロカロリー、食パン1枚が211キロカロリーということですから、カロリーは高そうなイメージがありますがそれほどでもないんですね・・・。

どんなものにも相性抜群

バナナだけのジュースの淡い黄色もきれいですが、たとえばドラゴンフルーツとミックスさせてきれいな赤色、宇治抹茶と合わせて緑色ほか、ココア、黒ごま、コーヒー、ココア、黒炭パウダーなど20種ほどのトッピングが用意され、そのカラフルさがSNS映えすると評判なバナナジュース専門店もあります。

国産バナナ

バナナとジュース

もともとバナナは熱帯地方の温暖な気候でないと育ちません。青果業界で「バナナが風邪をひいた」と呼ぶ現象も気温の低いところで保存したため低温障害によって黒く変色したものです。

そんな寒さに弱いバナナが最近沖縄や九州だけでなく、雪積もる東北地方や北海道を含む全国各地で栽培されるというから驚きです。そしてこれら国産のバナナは糖度と値段が輸入物に比べて高いという共通点があります。

そもそもなぜ寒いところでバナナを栽培できるのか?それは

寒さに強い品種改良のおかげ

凍結解凍覚醒法という難しそうな名前の品種改良の方法は、バナナの細胞を180日間かけて−60℃まで凍らせた後、ゆっくり解凍することで寒さに強い品種を作るそうです。

又、糖度が高くなるのは昼夜の寒暖差により糖分となるデンプンが増えることで甘みが増すそう。一般的なバナナの糖度が17前後であるのに対し、国産のものはほとんどが20を超え、中には25というものも・・・。そして多くは皮ごと食べることができます。

そんな香りや甘みがすごいバナナをバナナのまんま販売するバナナジュース専門の店も・・・鹿児島で作られる「神バナナ」は一本600円だとか。

秋田県三郷町で作られる「雪国バナナ」は一本864円。中には一本1000円するバナナもあるそうですが、そんな高価なバナナが店頭に出した30分後には売り切れてしまうとか、一週間で1000本売り尽くしたとか聞きます。

バナナは安価で身近なものから、食べてみたい、お土産に持って行きたい特別な果物に変化しつつあるのかもしれません。「国産バナナ」でネット検索しても全国各地で生産されているのがよくわかります。

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