平成の終わりが刻々と近づいてきます。ところで、かつては健康によいと思っていたことが新しい研究で実はよくなかった、あるいはその反対のことが結構あるのではないかと思い調べてみました。
平成の30年間で変化した食べ物の健康常識。第一弾は「みそ汁は体によくない」
平成になったばかりの30年ほど前、みそ汁は塩分を取り過ぎるからよくないといわれていました。確かに塩分の取り過ぎについては高血圧などによくないといわれています。
みそ汁のお椀1杯あたりの塩分量はおよそ1.2gといわれています。1日の塩分摂取量の目安といわれる「男性8.0g未満・女性7.0g未満」からみるとそれほど多いとはいえないような気がします。。
最近の研究では味噌の中には、腎臓から塩分を排出させる成分、血管を広げることで血圧を下げる成分が含まれていることがわかってきました。つまり高血圧対策にもいいということになりますね。
みそ汁の具ですが、塩分の吸収抑制効果のあるカリウムをたくさん含むもの、例えばジャガイモやほうれん草、タマネギなどにするとより効果的になります。わかめに含まれるアルギン酸も塩分とくっついて排出する効果があるそうです。
みそ汁の歴史はおよそ千年。先人の知恵というのは本当にためになります。バカにするとバチが当たるかもしれません。
最近テレビで見たのが「みそ汁にレモン汁」を加えて食べる方法。レモンに含まれるクエン酸が血圧を上げるホルモンを抑えてくれるのと、レモンフラボノイドという成分が血管を柔らかくして血流をよくする働きがあるそうです。
ちなみに味の方はレモン風味はそれほど気にならず、むしろまろやかな味わいになると入っていました。今度試してみようと思いました。
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