MacのiTunesに保存している音楽や動画で内蔵ハードディスクの容量が逼迫してきたので外付けハードディスクに移動させることにしました。作業の備忘録になります。
デフォルトの保存場所確認
iTunesのデータがどこに保存されているのか考えたこともなかったので、いい機会だと思って確かめてみました。iTunesの環境設定から「詳細」タブを開くと一番上に「iTunes Media」フォルダの場所と書かれた場所があります。
- /Users/ユーザー名/Music/iTunes/iTunes Media
- /Users/ユーザー名/Music/iTunes/iTunes Music
使っているMacによって違いがありますが、上のどちらかになっているはずです。ここがiTunesが扱うデータのデフォルトの保存先になります。外付けハードディスクに移行するときにはこの保存先を変更することになります。
/Users/ユーザー名/Music/iTunes/の中身は下のようになっています。
そのうちクリックした次の4つのファイルを念のためバックアップしておきます。
- iTunes Library Extras.itdb
- iTunes Library Genius.itdb
- iTunes Library.itl
- iTunes Music Library.xml
外付けハードディスクに保存先作成
新しい保存先となる外付けハードディスクですが、ここではディスクの名前を「backup」としておきます。この「backup」に「iTunes Music」フォルダを作ります。ちなみに今回使用した外付けHDDは下のもの。4TBですがずいぶんとお安くなりました。
iTunesの環境設定を開き保存するフォルダの位置を変更します。「”iTunes Media”フォルダの場所」の右横にある「変更…」と書かれたボタンをクリックすると別画面が出るので先ほど作成した引越し先のフォルダを指定します。
さらに、
「iTunes Media”フォルダを整理」にチェック
「ライブラリへの追加時にファイルを”iTunes Media”フォルダにコピーする」のチェックをはずし
OKをクリックします。
確認画面として、「”iTunes Media”フォルダを整理の設定に従って、新しい”iTunes Media”フォルダにあるファイルを移動してファイル名を変更しますか?」と聞かれたら、「はい」ボタンをクリックします。
データのお引っ越し
iTunesのメニューからデータのお引っ越しを行います。「ファイルメニュー」から「ライブラリ」→「ライブラリを整理…」を選択しクリックします。
「ライブラリを整理」の画面が出たら、「ファイルを統合」にチェックを付けて、右下の「OK」ボタンをクリックします。
データをコピーする画面が表示されます。消えるまでしばらく待ちます。
上の画面が消えたらコピー完了で移行作業は終了。音楽や動画が正常に再生されるか確認します。OKならば引越し元=内蔵ハードディスクのデータを消すため「iTunes Media」または「iTunes Music」をフォルダごと削除します。それ以外のデータを削除しないように!!
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