久しぶりに「これ欲しい!!」と心底思いました。
トイ・レコードメーカー
大人の科学マガジン最新刊の付録。自宅でオリジナルのレコードをつくることができるという超アナログなアイテム。スマホに入っている音をレコードメーカーの中に流すと録音針を伝わって溝が刻まれレコードが聴けるようになります。
昭和のおじさんにはなつかしくて涙が出そうになりますが、そもそもなんで、いまレコードなのか?
数年前からCDなどデジタルの音では聴くことのできない奥行きとか温かみのある音を再生できるということで、アナログレコードで音楽を楽しむ人が増えていきました。
大好きなビートルズのアルバム「Abbey Road」の発売50周年記念スペシャルエディションのLPバージョンが発売されたり、日本でも「サカナクション」「星野源」「きゃりーぱみゅぱみゅ」「Perfume」などといった若い世代を中心に、CDとアナログ盤を同時発売するケースが増えています。
カッティングする際に出るクズが醍醐味というマニアがいる一方、今回初めてレコードに針を落とす人も当然いるわけですが、それぞれ楽しみ方ができそうな製品だと思います。
オリジナルの5インチサイズのレコードが10枚付属。オリジナルのカッティング針で音の振動をレコード盤に刻みます。両面に録音することが可能で片面一枚あたり3〜4分の録音ができます。
レコード10枚を使い切ったら使えなくなるの?と心配になりましたが、ブランクレコードとカッティング針については別途追加パーツの販売が予定されているとのことなので安心しました。
CD盤を見るだけでどんな音が入っているのかを想像することはできませんが、レコード盤の溝を見ると「ここは音量があるところ」など想像することができました。アナログならではの楽しみができるトイ・レコードメーカー、3月26日の発売が本当に楽しみです。
ちなみに「大人の科学マガジン」は、学研から発売されていた科学と学習の大人向けとして創刊された季刊ムック。自分で組み立てる科学キットが「ふろく」となっています。バックナンバー一覧はこちら。個人的に購入した中で一番おもしろかったのはテルミンミニでした。
コメント